彼女がいる時に参加する合コンと独り身で参加する合コンとでは見える景色が全く違う

これは自慢でも何でもないのだが、僕は２０代以降、彼女がまったくいなかった時期がほとんど無い。

決して僕がモテるとかそういうことでは一切無い。

むしろ僕は全くモテない。女の子から告られたのなんて小学校の頃が最後だ。

ただ僕は友達が少ないので、そもそも彼女がいないとやることがないのだ。

友達もどちらかというと根暗で偏屈なタイプばりなので、リア充的な思い出が全くない。GreeenのBGMが似合うような熱い思い出など皆無に近い。

なので、僕は彼女がいない生活は退屈で寂しく、耐えられないのだ。

だからこそ彼女がいない状態を必死で避けるために常に行動してきたのだ。

そんな僕が半年前くらい、彼女がいない時期があった。

彼女がいる時にはフリーの身で気ままに男同士で遊ぶ友人たちを羨ましく感じていたりしたが、実際に彼女がいない生活を久々に体験してみると、予想もしなかったほど喪失感に溢れ、絶望的な孤独感を感じてしまった。

今や数少ない友人たちも家族持ちなので気軽に遊べなくなってしまった。田舎の実家の家族ともあまり仲良く無いので疎遠になっている。そんな僕は彼女がいないと人一倍孤独を感じてしまうのだった。

そしてあまりの孤独感に耐え兼ね、新しい出会いを求め、合コンや街コンに積極的に繰り出してみた。

無論、僕は合コンも街コンも初めてではないので、楽しいイベントだと思っていた。ところが、彼女がいない立場で参加する合コンや街コンは全く違う景色を見るようだった。

まった楽しくないのだ。

彼女がいないとどうしても余裕がなくなる。そこでは楽しもうという気持ちよりも、何とか良い相手を探さないとという目的意識が優先してしまい、物凄く必死になってしまうのだった。

そして、そこで良い出会いがなかったりすると、家に帰ってからめちゃくちゃ落ち込んだ。

独り身で参加する合コンや街コンやこんなにつらいものだったのか。

思えば彼女がいる立場で参加する合コンや街コンはめちゃくちゃ楽しかった。別にそこで無理に良い相手を見つける必要はないし、可愛い子と仲良くなれたらしめたもの。思う存分、無責任に非日常を楽しめた。

もちろん、良いパートナーを探すために合コンや街コンに参加する人の方が大多数だと思うが、彼女がいる安定した立場で参加するコンパほど楽しいものはないと思う。

やはり、彼女や奥さんなどのパートナーがいる立場の方が、女の子と遊んだ時により非日常を味わえて楽しいのだ。

僕の周りでも、彼女や奥さんと別れて自由に遊びたいと思っている男性は結構いる。僕もそういう気持ちを常に持っていたのでよくわかる。中には本気で別れたいと悩んでいる人も多いだろう。

ただ、単に女の子と遊びたいがためにパートナーと別れることを本当考えている人がいたとしたら、僕の経験則を読んで考え直して欲しい。

女の子と遊んで楽しいのは、彼女や奥さんがいる立場だからこそより楽しく感じるのだ。逆に独り身で遊んでも案外楽しくはない。