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【体験記】ICLという眼内コンタクトレンズを埋め込む視力矯正手術をして2日目

昨日、ICLの手術を受けて来ました。

ICLとはインプランタブルコンタクトレンズといい、眼内コンタクトレンズを眼球に埋め込む視力回復手術です。

jp.discovericl.com

手術前の僕の視力は左右とも0.04。

視力検査の一番上の文字も読めません。

裸眼ではとうてい生活ができないレベルです。

中学生くらいから徐々に悪くなり、高校生からはコンタクトレンズ生活を続けてきました。

ゲームとか読書とかあまりしてなかったので、目が悪いのは恐らく親からの遺伝だと思います。

なぜ視力矯正手術を受けようと思ったのか

たくさん理由はあったのですが、以下の3つが主なきっかけです。

  1. 充血が酷かった。ずっと使い捨てコンタクトレンズをを使っていたのですが、充血が酷かったです。毎日充血していたので、見た目的に気になっていました。いつも目が血走っている男はあまりスマートではないですよね。
  2. 自然災害に備えて。最近は地震や台風などの自然災害が多く発生しています。やはりいざ電気や水道などのライフラインが絶たれると、コンタクトを
  3. アクティブに生きたい。コンタクトをしていると旅行が億劫だったりします。コンタクトを卒業して、もっとアクティブに生きたいと思っていました。

なぜレーシックではなくICL?

レーシックは角膜が薄かったり、近視が強すぎる人だと施術ができません。

僕の場合、事前検診で調べたところ角膜が厚かったようなので、レーシックも一応受けられるようでした。費用的にはレーシックのほうが安いのですが、それでも僕はあえてICLを選びました。

ICLを選んだ理由。

完全にイメージなのですが、ICLを受けた芸能人の印象が良すぎた点です。

代表的なのは指原莉乃さん。

 さっしーはすごく眼が綺麗ですよね。パッチリしていてキラキラした眼です。

 

それと、寺田有希さん。ホリエモンチャンネルでお馴染みの可愛い女優さんです。

 寺田さんの眼もクリっとしていて潤っていて綺麗ですよね。

 

2人ともアイドルと女優なので、眼がキレイなのは当たり前かもしれませんが。

 2人のキラキラした瞳を見て、僕の中でのICLのイメージが凄く良くなりました

 

一方で、レーシック派芸能人はあまりイメージが良くなかったのですよね。

特に本田圭佑選手のイメージがあまりにも悪かった。。

 

レーシックとICLで術後の見た目に差があるというエビデンスは無いのですが、完全に僕の中のイメージでICLのほうが仕上がりが良いと判断しました。

また、ICLは角膜を削らないので不可逆的というメリットもあります。

 

どこの病院で受けたのか。

僕の場合、品川近視クリニックさんです。

都内の有名病院の中では、単純に価格が一番安かったですからです。 

品川近視クリニック【公式】 | レーシックやICLで視力回復なら

 

ちなみに品川近視クリニックは品川ではなく有楽町にあります。有楽町駅前のITOCIAの入っているビルの13階です。結構立派なビルです。

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事前検査の内容

事前検査では、視力測定から、眼の形や細胞数を図る様々な検査を受けます。

よくある気球の絵を見る検査のように、機械に顔を突っ込んで光を当てられたり写真を取られたりする検査です。

痛い検査はなかったです。

唯一、角膜の暑さを図るときに、点眼麻酔をして、眼に直接機会を当てられる検査だけがちょっと嫌でした。

 

いざ手術へ

検査が終わり、ICLを受けることを決断したのですが、結構ビビってしまい、手術予約をするのを無駄に1ヶ月ほど先延ばしにしていました。

その間、様々な方のブログやユーチューブ動画での体験談を見て情報をインプットしていました。情報が増えると、徐々に怖さも和らいで来ます。ほとんどのブログ記事では「怖いけど痛くはない」という感想ばかりだったので、この「痛くはない」が僕を勇気づけました。

 

手術当日

この記事を書いているのが手術1日後なので、昨日手術を受けてきました。

瞳孔を開く目薬を手渡され、1分おきに点眼します。

1分おきはかなりせわしないです。このときはアップルウォッチのタイマー機能が大活躍しました。買ってから今までで一番活躍したかも。

瞳孔が開くと手元が全く見えなくなり、スマホも見れないので時間を潰すのが地味に大変です。

 

1時間半ほど点眼をしながら待合室で待機し、手術室に呼ばれました。

このあたりからドキドキしてきました。

僕にとって人生初の手術室。

 

抗菌用のヘッドキャップとガウンを着させられ、手術用の椅子に座ります。

眼のところだけ空いたシートを顔に被せられ、椅子が180度以上に思いっきり倒されます。目の前には手術用のライトとドクターの手が。ドラマで見るような光景。「つ、ついに手術を受けるのか!!」と一瞬にして実感が湧き、心拍数が一気に高まりました。

 

手術の流れ

手術は、以下のような流れです。

  • 眼の周りを消毒(冷たい)
  • まぶたをテープで開くよう固定される
  • まぶたを開くように器具を取り付けられる(ここがちょっとだけ痛かった。)
  • 点眼麻酔をドバドバ点される。
  • 他にも何らかの目薬や液体が定期的に送り込まれる
  • 感覚は無いが眼に何かをされている(多分、切開をしているのだろうが、見えないし分からない)
  • ドクターに、眼を押されて何かされている。万華鏡のようにライトの光が動いたり別れたりしている。
  • 痛くは無いが、ずっと眼を押されたりいじられたりしている(ここは結構気持ち悪い。痛くないけど、辛抱が必要)

最後のあたりで、レンズが入ったのが分かりました。パッと見えるようになりました。

手術台のライトが消えて、片目の手術が終了したことを理解し、物凄くホッとしたのを覚えています

片目で5分くらいでした。

 

そして次は逆の眼にも同じ手術を。

2回めは工程が分かっているので、耐えるべきポイントを把握しているため、一回目の時よりは少し楽になりました。

 

手術自体の所要時間は両目で10〜15分ほどでした。

短い時間でしたが、夢を見ているかのような、なかなか衝撃的な体験でした。

手術後はフラフラで、まともに歩けませんでした。・・めちゃくちゃ疲れた(気持ち的に)。

 

無事手術は終了し、個室に通され、ソイジョイとお茶を頂きました。何もする気が起きず、ひたすらボーッとしていました。

 

手術は痛い?

基本、麻酔をしているので痛くは無いですが、全く痛くはない、というわけではないです。

  • まぶたを開ける器具を装着するとき、ちょっと痛い(ここは痛くないと油断していたので、必要以上にビビってしまった)
  • レンズが入った後眼を押されるのは、痛いというか気持ち悪い。鈍痛のようなものを感じる。(顔面にボールが当たった後、眼の奥が痛くなるじゃないですか?あれに似た痛みです。)

 

手術中の話や乗り越え方はここでは書ききれないので、また別の記事にまとめてみようと思います。

 

手術後の見え方

手術後すぐによく見えました。壁の時計もハッキリ見えました。

ただし、左右差がありました。

右目はバッチリ見えたのですが、左目が白く霞んでほとんど見えませんでした。

これにはメチャクチャ不安でした。ずっとこのままだったらどうしよう・・と当日はかなり不安になっていました。

 

ただ、翌日目が覚めると、左目もしっかり見えていました。一安心。

 

ただ、まだ完全にピントが合っていないというか、ボーッとした感覚があります。

初めてコンタクトレンズを着けたときもこんな感じだった気がするので、徐々に慣れていくのだと思います。

他の方のブログでは「感動した!」という意見も多いですが、僕の場合は、まだ見え方に慣れていないので戸惑いもあります。このあたりは個人差もあると思います。

 

あと、両目の白目から出血し、かなり怖い見た目になってしまいました。

自然に消えていくから大丈夫なのだと思いますが、何かと不安な気持ちで過ごしております・・。

ハロー・グレアについて

ICLを受けると一定期間ハロー・グレアといって、光が眩しく見えたり輪っかになって見えたりするのですが、これは思った以上にしっかりありますね。光を見ると、ガッツリ輪になって見えます。ただ、特に生活に支障があるものではないので全く気にはなりません。徐々に慣れていくらしいので、特に問題は無さそうです。

 

費用

肝心の費用ですが、507,000円でした。

友人から招待クーポンをもらっていたので、確か3〜4万位割り引かれていたと思います。

なかなか高いですね!笑

ところが、品川近視クリニックでは、金利ローンを組むことができました。最長60回払いまでできます。となると月8千円程度なので、相当負担を抑えられると思います。コンタクトを購入し続けるのと、あまり変わらないですね。

 

やって良かったか

まだ2日目なのでなんとも言えないですが、今後半永久に裸眼で過ごせるとなると、やって良かったのではないかと思います。

まだ術後なので、眼がゴロゴロしたり、制限が多く(シャンプー、お酒、運動は一週間NG)、ストレスフルな生活を強いられていますが、1周間経てば見え方も安定してくるはずなので、じわじわと実感が湧いてくると思います。

 

安定してきたら、もうちょっと詳しい記事を書いてみたいと思います。

しばらくの間、安静に過ごします。

 

ちなみに、ICLを受ける最初のきっかけはこちらのホリエモンの本。

決意するまで、何度も繰り返し読みました。