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京都の書店でホリエモン著「時間革命」を立ち読みしたら清々しい気持ちになれた

晦日は京都で過ごした。

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晦日の京都は観光スポットを除けばそこまで人も多くなく、落ち着いて過ごせて良い感じだった。ただ、1人だとあまり観光をする気もしなかったので、ホテルを拠点にしながらだらだら過ごしていた。

 

京都のヨドバシを気に入り結構入り浸っていたのだが、ふと入った本屋でホリエモンの最新の著書「時間革命」を立ち読みした。

時間革命 1秒もムダに生きるな

時間革命 1秒もムダに生きるな

 

これがかなり面白く、一気に読んでしまった。

 

ホリエモンは時間革命でこう主張している。

  • 自分の時間を生きろ
  • ハマれ

充実した人生を送る為の前向きなメッセージである。ただそれ以上に僕が引き込まれたのは、自分の時間にハマっていない間はホリエモンですら悩んで不安になる、という事実であった。

 

ホリエモンは幼少期から大学時代までの間「死」について考えてしまい、その恐怖からパニックに陥ってしまうことがあったようだ。ところが、大学時代にライブドアを立ち上げて仕事に没頭するようになってからはこのパニック症状が一切発生しなくなったことに彼は気づいた。常に「今」の時間に集中することで、不安や恐怖心から逃れるようになったようだ。

 

今でもホリエモンは尋常じゃないバイタリティで様々な事業や遊びに没頭しているようだが、その根元には恐怖心から逃れる為という側面もあるのかもしれない。

 

ホリエモンは、人生で一番無駄なのは悩んでいる時間だと主張する。その悩んでいる原因というのは、自分の時間にハマっていないことにある。なので、世間体や他人の意見などにとらわれず、自分の時間にハマることの大切さを説く。とにかく行動しろ。そして、ハマれ。

 

現代人は多忙だとよく言われるが、ホリエモンは多忙=暇と定義する。仕事の多くは、無駄な作業だ。本来やらなくて良いような無駄な仕事(作業)をやっているのは、他にやることがなくて暇だからなのだ。そもそも仕事自体が暇つぶしなのだからやらされ仕事じゃなく好きなことをやろうよ、という痛快なホリエモン節は健在である。めちゃくちゃ極論ではあるが真理でもあると思う。

 

読んでいる最中、高尚な説法を聞いているような感覚に陥った。

京都の書店の片隅で、なんだかとても清々しい気持ちになれた。

結構この本で救われる人いるだろうな。

 

立ち読みレビューなので詳細が間違っていたらご容赦ください。でも、何かに悩んでいる人には是非読んで見て欲しい。