メイウェザーと那須川天心のビッグマッチの展開予想
今年最大のビッグニュースが飛び込んできた!
メイウェザーVS那須川は立ち技のみの異種格闘技戦 - 格闘技 : 日刊スポーツ
大みそかの格闘技ビックマッチは毎年楽しみにしているけれど、まさかメイウェザーと那須川天心のカードとは誰が予想していただろうか・・。
格闘技ファンとしては驚きを通り越して未だに信じられない。これは奇跡なのだ。
世界中が注目するメイウェザーの異種格闘技マッチということで、年末恒例の格闘技イベントは日本だけでなく、全世界を巻き込んだイベントになることは間違いないだろう。
ボクシング無敗のメイウェザーと、キックボクシングと総合格闘技で未だ無敗の那須川天心。この無敗同士の闘いの結末やいかに。
無敗同士の絶対王者のどちらかが初めての負けを喫するわけだから今から楽しみにならない。
そもそもこのビックマッチがまったく予想外だった理由が、お互いの対格差だ。メイウェザー69kg, 那須川天心57kgなので10kg以上の体重差がある。こんな階級の離れたマッチングは普通は考えられない。
ルールがまだ決まっていないが、今わかっている情報だと
- 立ち技のみ
- ボクシングルールではない(榊原委員長の言葉によると)
ということ。
那須川天心はボクシングルールでも良いと言っているけど、もともと体重差があり、且つメイウェザーの土俵であるボクシングルールというのは勝負として成立しておらず考えにくい。
ということなので、おそらくキックボクシングルールに収まるんじゃないかなと予想する。
そして仮にキックボクシングルールとなった場合、僕の予想では圧倒的に那須川天心が勝つと思う。
メイウェザーは確かに強く、そのディフェンス技術は世界一かもしれない。パッキャオのパンチですら、メイウェザーにはまともに当てることができなかった。
ただ、メイウェザーのディフェンス技術というのは、あくまでボクシングルールをフルに生かした技術だ。
メイウェザーはダッキング(しゃがんで避けること)を有効に活用することで、相手にパンチを当てさせない。このダッキングの技術が世界屈指なのだ。
ところがキックボクシングルールではダッキングは命取り。
しゃがんだところに容赦なく膝蹴りが飛んでくるからだ。
ちょっと前に武尊と亀田興毅のボクシングのスパーリングがあったが、さすがにボクシングルールとなると亀田興毅が圧倒した。
その要因は明らかにボクシングのディフェンス技術の差だった。
亀田興毅はダッキングを有効に使ってパンチを避け、武尊の強烈なパンチを当てさせなかった。
ボクシングとキックボクシングのディフェンスの方法は全然違うのだ。
僕としての結果予想としては
という展開になると思う。
ただ、これもキックボクシングルールの話。
どんなルールになるかによって結果は全然違うはず。
この世紀のビッグマッチからしばらく目が離せなそうだ。