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コンサル出身の超優秀なマネージャーが幹事を担当した飲み会があまりにも残念だった

今週は僕の所属している部署での歓送迎会が行われた。

第二四半期の決起会も兼ねて大々的に開催することになったのだ。

 

いつもなら幹事は年次の若いメンバーが担当するのが恒例なのだが、今回は半年前から入社したマネージャーが自ら幹事を引き受けてくれたのだ。

 

このマネージャー、超優秀な切れ者である。

 

海外のビジネススクールMBAを取得し、誰もが知っている超有名な外資コンサルティングファームでキャリアを積んだ、絵にかいたようなビジネスエリートである。

 

このマネージャー、抜群に頭が良くリーダーシップもあり、そして性格が凄く良い。

 

真面目で、物腰が凄く柔らかく、信頼のおける好人物だ。

 

入社してわずか半年足らずで主張の強い曲者の部下たちを見事まとめ上げた凄い人である。

 

そんな人格に優れ、仕事もデキる超優秀なマネージャーが選んだ店。

 

・・超激安チェーン店の居酒屋であった。

 

ない。さすがにこれは無い。

会社の歓送迎会でチェーン居酒屋がNGなのは、日本中のどこの会社でも暗黙の了解のはずだ。

 

いつもなら全員で約40人のメンバーが参加するのだが、今回の飲み会では半分くらいのメンバーしか参加しなかったのは、この店選びのチョイスに要因があるのだろう。

 

さらにそれだけではなかった。

 

歓送迎会の主役含めてワリカン会計

 

さらに、

 

店の中で現金を集めて手集計

 

まさに大学生の飲み会のようであった。

 

普通、新卒の社員がこんな感じの振る舞いをしたら上司に激詰めされるはずだ。

 

彼は仕事で見せる抜群な段取り力を、なぜ飲み会の場で生かせないのか。あまりにも残念過ぎる。

 

なぜこんなことになってしまったのか?

 

そのマネージャーは大学も海外で過ごし、新卒で上流コンサルティングファームで勤めていたので、普通のサラリーマンのように会社の飲み会の幹事など経験したことがないのかもしれない。

 

もともと真面目な純粋な好人物なので、若いころ女の子と遊んだりした経験が無く、お店選びのノウハウが全く無いのかもしれない。そもそも酒飲まないし。

 

いずれにしても、どんなに優秀で人格に優れた上司でも、全く遊び慣れていないと、残念ながら部下からの信頼が半減してしまうことを体感した貴重な体験だった。

 

部下がついていきたくなるような上司になる為には、ある程度遊び慣れていることが必要だ。

 

いくら仕事ができてもプライベートがつまらない上司はやはり魅力に欠ける。

 

20代の若手ビジネスマンは、仕事ばかりせず、全力で遊ぼう!

 

 

ちなみに、これはいつも一人で飲みに行くお店の写真。

レモンサワーにハマっている。夏になると特に上手い!

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