ゴールデンウィークで落ち込んでいる人は「こち亀」を読めば元気が出る
今年のゴールデンウィークは10連休で、暇でやることが無い。
何とか予定を埋めようと、久しく会えていなかった友人と約束を入れたり、ジムに行ったりと頑張って予定を埋めていたのだが、さすがに10連休ともなるとどうしても空白の日が生まれてしまう。30代ともなると周囲も家庭があるので、なかなか予定が組めないのが悲しい。
また、出かけたり飲み等に行くとお金がかかる。それが10日間となるとかなりの出費になるので、そう易々と遊びの予定も入れ辛いものである。
お金をかけず楽しむ為にと思い、kindleで「こち亀」最終巻の200巻を購入した。
こちら葛飾区亀有公園前派出所200巻 40周年記念特装版 (ジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: 秋本治
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/10/04
- メディア: Kindle版
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こち亀は大学生の頃によく古本屋で買って読んでいたが、今ではkindleで購入できることを知り、久々に購読してみた。
超面白い。
相変わらず趣味や好きなことに没頭し、やりたいことをやって金を使いまくるハチャメチャな両さんは最終巻でも健在だった。
この巻だけでも両さんが働いた悪事は数知れない。
- 中川のクレジットを使い、知り合いのホームレス仲間を引き連れてドバイ旅行に行く。
- 賞金5億円のドローンのバトル大会に参戦し優勝する(のちに没収される)。
- 潰れかけていた古い映画館を立て直し、近所の最新設備の映画館から客を奪い取る。
- レーザー銃のサバイバルゲームを考案し、大ヒットさせる。
- 他人の描いた絵の作家になりすまし、テレビ出演する。
- 50個に1個エロ画像USBの入ったおまけ付きガムを販売し、大ヒットさせる。
どれも発想が大胆すぎて凄い。そしてそれを実行する異次元の行動力。
さらにこち亀が凄いのは、ドローンやAIなど最新の情報を常にキャッチアップしているところだ。読んで勉強になるし刺激になる。
学生の頃は大笑いして終わったが、社会人になった今読むとまた違った深みを感じられる。
ハチャメチャな両さんだが、一度しかない人生を思いっきり楽しんでやりたいことをやっている。個性の強いキャラクター達も、ブレずに自分の趣味嗜好を貫いてやりたいことをやっている。
そんな両さんたちの生きざまを見て、僕は尊敬する安達裕哉先生のブログの一節を思い出した。この安達先生の一節は僕の人生の中でもかなり感銘を受けたエントリーだ。
人生は「成功するから楽しい」「金を持つから楽しい」「尊敬されるから楽しい」のではない。「行動するから楽しい」のだから。
ゴールデンウィーク中にやることがないと気分が沈みそうになるが、それは「行動」をしていないことが原因だ。自分で考え「行動」さえすれば、その時間は大いに充実するのだ。
予定が合わない~、お金がかかる~、やることが無い~、と言い訳ばかりしていた自分に喝を入れたい。