DAZNでヴィッセル神戸とサンフレッチェ広島の試合を観戦
週末はDAZNでヴィッセル神戸の試合を観るのが楽しみになっている。
毎週Jリーグを観る習慣は無かったが、イニエスタが日本に来てからすっかりJリーグ観戦が楽しみになった。
Jリーグというか、イニエスタのプレーを観るのが何よりも楽しい。
先月はイニエスタを観る為にわざわざ神戸まで行ったほど。
イニエスタは、サッカーがめちゃくちゃ上手いのに、物静かで優しい。死ぬほど金を持っているのに、遊ぶことなく奥さんを一途に愛している。本当にこんな人間が存在するのか。まるで歴史上の人物を見ている様な気持ちになる。
イニエスタは僕にはどこか妖精に見える。
年齢的にもあと何年もプレー出来るわけでもないので、終わりも見える儚さから、神格的なものに見えるのだ。
イニエスタがJでプレーするという奇跡を、出来るだけ逃さず目に焼き付けたい。
今日は首位を走るサンフレッチェ広島との一戦。サンフレッチェは今では珍しい3バックを伝統とする好チーム。
この日はワントップのウェリントンがめちゃくちゃ効いていた。パスサッカーを目指すヴィッセルだが、フィジカルで局面を変えるウェリントンが起点となることで、イニエスタが前を向いてプレーする場面を多く作れていた。
前半、イニエスタが早くも2アシスト。1点目は絶妙フリーキックでウェリントンのゴールをアシスト。2点目は相手の隙を突いたセットプレーからの古橋へのスルーパス。
ところどころで超絶プレーを魅せるイニエスタ。リフティングで相手をいなし、機を見てとんでもないスルーパスを狙う。
イニエスタはバルサにいた頃はパスでリズムを作る選手というイメージがあったが、とんでもない誤解だった。Jで見るイニエスタは、常にゴールを狙う超絶攻撃的なプレーヤーだった。
首位の広島を相手に前半を2-1で折り返す。
ところが後半、広島の怒涛の反撃でまさかの3失点。
広島の渡選手のスーパープレーによる2得点も凄かったが、ヴィッセルの守備の脆さは相変わらずだった。
攻撃はイニエスタやポドルスキの個人技で違いを作り出すが、ボールを奪われた時の守備の切り替えが遅いように見える。
バルサの強さはパスワークだけではなく、この守備の切り替えのとんでもない速さにある。
神戸が本当にバルサ化を目指すのであれば、ハードワークを出来る選手をもっと配置した方が良いように見える。確かにポドルスキは素晴らしい選手だが、バルサ化を目指すチームにとってもっと守備時のハードワークが出来る選手でないと厳しい。
ヴィッセル神戸 vs サンフレッチェ広島 2-4 (Highlights) Vissel Kobe v Sanfrecce Hiroshima Jリーグ・ディビジョン1
さすがにバルサ化は一日にしてならずか。
守備の切り替えを改善して、次こそは勝って欲しい。